東洋医学のいろいろ

しょっぱいのに甘く見ていました(汗)

暑いのは日本だけではありませんでした。 アメリカ海洋大気局によると、今年7月の世界の平均気温は16・7度で、観測史上最も暑い月だったそうです。なんだか8月も観測記録を更新して、史上最も暑い夏になるのでは。ということは、世界の皆様が史上最も汗を…

夏の体調不良、いやな漢字

この記事で話題にする東洋医学の知識は「淫」です。 字だけ見ると、なんだかエッチな感じがしますが、この漢字の意味は「過剰」「過多」や「度外れ」です。正常な範囲を超えて身体にとって害となる、というのが東洋医学でいう「淫」の状態なのです。 したが…

歯の痛み

健康の要の一つとして“食”が挙げられますが、その食の入口である口腔は、私達の全身状態に大きな影響を及ぼすとして注目されています。 そこで今回は、「歯の痛み」について東洋医学の視点から考えてみたいと思います。 歯の痛みの原因には虫歯や歯周病が関…

ひねもすのたりのちびっ子かな

半袖で歩く人もいたほど暖かい日が続いたある春の週末、街中でふと気づいたことがありました。 ショッピングモールにも駅のコンコースにも親に抱かれた乳児や手をひかれた幼児がたくさんいたのですが、意外に静かなのです。泣く、わめく、だだをこねる――ちび…

雨の日と月曜日は

カーペンターズの代表曲のひとつ『雨の日と月曜日は』では、サビの箇所で「雨の日と月曜日は、いつも気分が落ち込む」と歌われます(これ、名曲。知らない人は、ぜひネットで検索してみてくださいね)。 雨の日と月曜日は、いつも気分が落ち込む――その理由を…

水のトラブル、身体の場合は、脚のむくみ

人間の体は、ほとんどが水からできています。成人では体重の約60~65%が水分。したがって体重50kgの人では、うち30~32kg程度が水です。2リットルのペットボトル15~16本分になります。置き場所が悪いと邪魔でしょうがないくらいの量ですね。 ちなみに胎児…

春の頭痛、それは「気のせい」です。

春の訪れはうれしいけれど、この季節、なぜだかきまって頭痛がしやすくて――そんな人は少なくないようです。春と頭痛の関係は、東洋医学の「五行論」(「陰陽五行説」とも言います)で説明がつきます。 日に日に陽気がよくなり、あちこちで草木が芽吹き始める…